第17回ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーシンポジウムを開催

ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)は、11月25日(月)、26日(火)の両日、VBLフロンティアプラザにおいて、第17回VBLシンポジウム「持続可能な社会に向けた機能材料の開発」を開催しました。

初日には、芹澤武東京工業大学理工学研究科教授が「サステイナブル高分子触媒としてのセルロースナノファイバー」と題し、天然物材料のセルロースナノ結晶の触媒機能の発見とその機構、バクテリアの分解に応用した最新の結果を紹介しました。また、吉江尚子東京大学生産技術研究所教授が「エピタキシーを利用したポリマーブレンドナノ周期構造体の構築」と題し、結晶/非晶性高分子を常温では結晶化する溶媒に溶かし、溶媒の結晶化により高分子相分離構造を誘起する新たな構造制御手法を提案しました。

2日目は、白幡直人物質・材料研究機構独立研究者が「次世代環境技術の構築に調和するナノシリコン蛍光体」と題し、サイズ・内部構造・表面の構造制御により、単一元素のみの粒子にて紫外から近赤外の発光が得られることを理論とともに説明しました。藪浩東北大学多元物質科学研究所准教授が「自己組織化による高分子微粒子の調製とハイブリッド化」と題し、高分子ブレンドやブロック共重合体粒子の独自の形成手法を元に、自己組織・自己集合による粒子の機能化について紹介しました。

上記の講演のほか、学内教員5名の研究成果の報告もあり、多数の参加者らによる活発な質疑応答が行われました。

左上から 講演する芹澤教授、吉江教授、白幡氏、藪准教授

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