第5回シンクロトロン光研究センターシンポジウムを開催

 シンクロトロン光研究センターは、1月14日(木)、野依記念学術交流館カンファレンスホールにおいて、第5回シンクロトロン光研究センターシンポジウムを開催しました。  同センターは、平成19年4月1日に「小型シンクロトロン光研究センター」として発足し、平成25年3月から供用が開始された愛知県「知の拠点」の「あいちシンクロトロン光センター」における光源及びビームラインの基本設計の段階から現在のユーザ支援に至る協力を行っています。

 シンポジウムは、國枝理事、新美工学研究科長、曽田シンクロトロン光研究センター長のあいさつに始まり、「放射光科学の広がり」と題して、学内をはじめ、産官学の研究者14名から、あいちシンクロトロン光センターの利用事 例を中心とする最新の研究成果について講演が行われました。特に、伊中浩治株式会社丸和栄養食品代表取締役による「あいちSRを用いた産業利用目的の蛋白質構造解析」、和知野純一医学系研究科助教による「多剤耐性菌が産生する抗菌薬不活化酵素の構造機能解析」の2件では、産学の研究者による「単結晶X線回折・名古屋大学ビームライン」BL2S1の活用状況が報告されました。講演後には、名古屋大学放射光利用者懇談会が開催され、活動状況、BL2S1利用状況などについて説明がありました。

 講演中は活発な議論が行われ、関心と期待の高さがうかがえるシンポジウムとなりました。今後は、光源加速器及び既設ビームライン性能のさらなる向上、ビームラインの新設とともに、学内潜在ユーザへ利用支援を進めていく予定です。

会場の様子

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