航空学科創立75周年記念事業を実施

航空宇宙工学専攻 教授 笠原 次郎

名古屋大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻、工学部機械・航空工学科航空宇宙工学コース(以後、航空宇宙工学専攻・コース)は、名古屋帝国大学創立と同時に、当時の航空機需要に応えるべく航空学科として誕生し、平成26年をもって75周年を迎えました。これまで、極めて広範囲かつ活発な研究活動を遂行し、1500名あまりの卒業・修了生を航空宇宙工学及び関連分野の企業、研究所、大学等へ送り出し、社会に貢献してきました。創立75周年記念事業では、航空学科創立75周年記念式典、記念講演会、祝賀会、記念誌の刊行、記念植樹、記念碑の設置を行い、航空学科誕生から現在までの歴史を振り返り、先達の努力と業績への思いを新たにし、また、今後の学術・産業・地域への貢献を誓いました

名古屋大学航空学科創立75周年記念式典は、平成26年11月1日(土)に、野依記念学術交流会館で行われました。来賓、同窓生、現旧教職員、学生合わせて142名が出席し、75年という歴史の重みを共有するとともに、将来の我が国の航空宇宙教育・産業への貢献への決意を新たにする厳かな式典となりました。続いて記念講演会として、宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究所、森田泰弘教授による「イプシロンの挑戦」を開催しました。ラムダ、ミューロケットなど我が国で開発された固体ロケット技術を引き継ぐ最新のイプシロンロケットについて講演されました。夕方からは、記念祝賀会が行われ、105名が参加しました。発起人の中村佳朗名古屋大学名誉教授の挨拶に続き、来賓各位より祝辞を頂きました。また、同日に、工学部2号館南玄関前に、記念植樹、記念碑の設置を行いました。平成27年3月には、航空宇宙工学専攻・コース及び関連活動の歴史と寄稿文からなる記念誌を発行しました。

本学航空宇宙工学専攻・コースは、日本の航空宇宙産業の中枢に位置しており、今後も,産業界や地域社会と活発に交流し、航空宇宙産業の発展や人材の育成の場として高い水準を維持するよう努力します。これからも、関係各位からのご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

森田泰弘JAXA / ISAS教授による記念講演会「イプシロンの挑戦」

祝賀会での中村佳朗名古屋大学名誉教授の挨拶

名古屋大学航空学科創立75周年記念式典での記念写真

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