テクノ・フェア名大2017を開催

社会連携委員長 中野 正樹

日時:平成29年10月21日(土)10:30-16:00
会場:名古屋大学・IB電子情報館中棟1階

内容
● 研究成果・研究シーズのブース展示 10:30〜16:00
● ショートプレゼンテーション  11:00〜13:00
● 研究室見学 10:30〜16:00

主催 : 名古屋大学大学院工学研究科
共催 :大学院医学系研究科、大学院環境学研究科、大学院情報学研究科、大学院創薬科学研究科、トランスフォーマティブ生命分子研究所、未来材料・システム研究所、シンクロトロン光研究センター、減災連携研究センター、ナショナルコンポジットセンター、未来社会創造機構、予防早期医療創成センター、学術研究・産学官連携推進本部
後援 : 総務省東海総合通信局、経済産業省中部経済産業局、愛知県、名古屋市、一般社団法人 中部経済連合会、名古屋商工会議所、公益財団法人中部科学技術センター、公益財団法人科学技術交流財団、公益財団法人名古屋産業振興公社、中部エレクトロニクス振興会、公益財団法人ソフトピアジャパン、独立行政法人中小企業基盤整備機構中部本部、名古屋医工連携インキュベータ、名古屋大学協力会、中日新聞社、日刊工業新聞社
協賛 : 公益財団法人 名古屋産業科学研究所

工学部及び大学院工学研究科は、10月21日(土)、IB電子情報館をメイン会場として、関連研究科等との共催で、「テクノ・フェア名大2017」を開催しました。

テクノ・フェア名大は、本学研究者による研究成果及び研究シーズ(種)を、ブース展示、研究室見学等を通じて発信し、産業界や地域社会と密接な交流を図ることを目的に、平成11年から実施しています。

今回は、「名古屋大学の実力」をテーマとして、特に研究成果を広く紹介することをメインに、初めて名古屋大学ホームカミングデイとの同日開催としました。また、今年は台風の影響で8月のオープンキャンパスの工学部企画が中止となったこともあり、対象範囲を高 校生にまで広げました。IB電子情報館中棟1階廊下で実施されたブース展示には、36テーマが出展し、廊下いっぱいに並んだブースは見応えがありました。ホームカミングデイ企画の工学部・工学研究科保護者等懇談会に参加された方をはじめ、多くの来場者に研究成果が紹介され、活発な意見交換がなされました。また、当日のブース展示のうち12のテーマについて、1テーマ5分のショートプレゼンテーションが行われ、多くの聴講者が最先端の研究成果に熱心に耳を傾けていました。さらに、今回は過去最多となる33もの研究室見学が企画され、一般の方だけでなく、高校生が親子で参加し、最新の研究成果の話を聞いたり、実験設備を間近で見たりして、研究室の雰囲気を味わっていました。今回の参加者は、約500名となり、盛況のうちに閉会しました。

ショートプレゼンテーション

時間 講師 所属・職名 演題
11:30-11:35 石原 一彰 有機・高分子化学専攻/教授 触媒で化学反応を意のままに操る
11:35-11:40 永野 修作 有機・高分子化学専攻/准教授 表面偏析を利用した液晶高分子薄膜の
新しい配向制御
11:40-11:45 黒川 康良 物質プロセス工学専攻/講師 変換効率向上を目指した
革新的シリコンベース太陽電池材料の研究
11:45-11:50 元廣 友美 未来社会創造機構/教授 太陽光励起レーザで発電し超電導で貯める!
11:50-11:55 町田 洋 化学システム工学専攻/助教 相分離を利用した
温室効果ガス分離回収技術の開発
11:55-12:00 川瀬 晃道 電子工学専攻/教授 未来をつくる光・テラヘルツ波
13:30-13:35 塩川 和夫 宇宙地球環境研究所/教授 オーロラと超高層大気の科学
13:35-13:40 櫻井 淳平 マイクロ・ナノ機械理工学専攻/准教授 材料加工で拓くマイクロ・ナノの世界
〜材料創製からデバイス応用まで〜
13:40-13:45 辻 義之 エネルギー理工学専攻/教授 熱流体工学の新たな知見がもたらす
エネルギーの高効率化
13:45-13:50 岩田 聡 未来材料・システム研究所/教授 名古屋大学の機器を使ってみませんか?
〜微細加工プラットフォームのご紹介〜
13:50-13:55 坂口 佳充 生命分子工学専攻/特任教授 名古屋大学の装置を使ってみませんか?
〜分子・物質合成プラットフォーム〜
13:55-14:00 荒井 重勇 未来材料・システム研究所/特任准教授 名古屋大学の装置を使ってみませんか?
〜微細構造解析プラットフォーム〜

ショートプレゼンテーションでの発表

ショートプレゼンテーション会場の様子

研究シーズ・研究成果展示

No 分類 出展タイトル 主催 出展者
1 材料 触媒で化学反応を意のままに操る 有機・高分子化学専攻 石原 一彰(代表)、波多野 学、UYANIK Muhammet、堀部 貴大
2 材料 表面・界面設計による高分子液晶薄膜の配向制御と光配向 有機・高分子化学専攻 関 隆広(代表)、 永野 修作、原 光生
3 材料 顕微分光法を駆使した有機分子材料の電子状態解析 応用物理学専攻 岸田 英夫(代表)、 小山 剛史、中村 優斗
4 その他(光測定) 超高速分光で観るグラフェンにおけるキャリアの動き 応用物理学専攻 岸田 英夫(代表)、 小山 剛史、中村 優斗
5 材料 カーボン・ナノチューブ内部での分子合成 応用物理学専攻 岸田 英夫(代表)、 小山 剛史、中村 優斗
6 材料 材料のミクロ組織形成シミュレーション 材料デザイン工学専攻 小山敏幸(代表)、塚田祐貴
7 材料 変換効率向上を目指した革新的シリコンベース太陽電池材料の研究 物質プロセス工学専攻 宇佐美 徳隆(代表)、 黒川 康良、後藤 和泰
8 エネルギー 太陽光励起レーザで発電し超電導で貯める! 未来社会創造機構、
物質プロセス工学専攻
元廣 友美(代表)、一木 輝久、 伊藤 博、日置 辰視
9 環境 相分離を利用した温室効果ガス分離回収技術の開発 化学システム工学専攻 町田 洋(代表)、 山口 毅、江崎 丈裕
10 エネルギー 電気抵抗ゼロ!超低損失送電と超高磁場マグネットの実現〜高温超伝導線材〜 電気工学専攻 吉田 隆(代表)、一野 祐亮、土屋 雄司
11 環境 地磁気を測ろう 電気工学専攻 塩川 和夫
12 バイオテクノロジー CMOSイオンセンサ集積回路を用いた小型可搬型バイオ検査装置 電子工学専攻 中里 和郎
13 その他 (電子デバイス) ナノ構造制御で展開する電子デバイス開発 電子工学専攻 宮﨑 誠一(代表)、牧原 克典、 大田 晃生、池田 弥央
14 情報通信 未来をつくる光・テラヘルツ波 電子工学専攻 川瀬 晃道
15 情報通信 回転磁石マーカーを用いたスマートフォンの3次元位置推定 情報・通信工学専攻 河口 信夫(代表)、櫻田 健
16 機械・航空 最適化に興味がある人、集合! 機械システム工学専攻 松本 敏郎(代表)、 高橋 徹、飯盛 浩司
17 機械・航空 支援ロボット技術の展示と紹介 機械システム工学専攻 山田 陽滋(代表)、 岡本 正吾、秋山 靖博
18 機械・航空 グリーンイノベーションを志向する 機能性表面創製・評価技術の最先端 マイクロ・ナノ機械理工学専攻 梅原 徳次(代表)、 野老山 貴行、村島 基之
19 機械・航空 高クヌッセン数流れのミクロスケール・アナリシス マイクロ・ナノ機械理工学専攻 新美 智秀(代表)、山口 浩樹、松田 佑
20 機械・航空 表面・界面設計のためのナノ計測 マイクロ・ナノ機械理工学専攻 福澤 健二(代表)、伊藤 伸太郎
21 機械・航空 材料加工で拓くマイクロ・ナノの世界
〜材料創製からデバイス応用まで〜
マイクロ・ナノ機械理工学専攻 秦 誠一(代表)、櫻井 淳平、溝尻 瑞枝
22 エネルギー 熱流体工学の新たな知見がもたらす
エネルギーの高効率化
エネルギー理工学専攻 辻 義之(代表)、 伊藤 高啓、恒吉 達矢
23 土木・インフラ 大型構造物検査を目的とした後方散乱X線検出器の開発 総合エネルギー工学専攻 瓜谷 章(代表)、渡辺 賢一、吉橋 幸子、山﨑 淳
24 エネルギー 新しい線量評価装置の開発 総合エネルギー工学専攻 渡辺 賢一(代表)、瓜谷 章、吉橋 幸子、山﨑 淳
25 土木・インフラ 社会基盤鋼構造物の新しい健全性評価、
補修補強技術
土木工学専攻 北根安雄(代表)、廣畑幹人
26 土木・インフラ 洪水観測のスマート化 土木工学専攻 椿 涼太(代表)、戸田 祐嗣、尾花 まき子
27 土木・インフラ 大規模災害における廃棄物の災害外力・地域特性に応じた処理技術・管理システムに関する研究 土木工学専攻 中野正樹(代表)、酒井崇之
28 土木・インフラ 地盤構造物の建設/維持管理/
減災・防災を支える高度数値解析技術
減災連携研究センター 野田 利弘(代表)、中野 正樹、 山田 正太郎、中井 健太郎
29 その他(加速器、材料、
バイオテクノロジー、
産学官連携)
研究開発へのシンクロトロン光利用のすすめ シンクロトロン光研究センター 曽田 一雄
30 材料 工学研究科が進める設備・機器の学内外利用 共用化委員会 梅原 徳次(代表)、高田 昇治、福森 勉、分析・物質技術系スタッフ
31 その他(機器分析) 名古屋大学の機器を使ってみませんか?
〜微細加工プラットフォームのご紹介〜
未来材料・システム研究所 岩田 聡(代表)、 加藤 剛志、大住 克史
32 その他(研究・開発支援、機器共用) 大学の装置を使ってみませんか?
〜分子・物質合成プラットフォーム〜
生命分子工学専攻 馬場 嘉信(代表)、坂口 佳充
33 その他(研究・開発支援、機器共用) 名古屋大学の装置を使ってみませんか?
〜微細構造解析プラットフォーム〜
未来材料・システム研究所 山本 剛久(代表)、武藤 俊介、荒井 重勇
34 その他(材料、エネルギー、環境) 先進プラズマ技術によるものづくり支援 公益財団法人
名古屋産業振興公社
プラズマ技術産業応用センター
高島成剛(産業応用担当課長)
35 機械・航空 微細加工技術とロボット技術を用いた 医用機械システム マイクロ・ナノ機械理工学専攻 新井 史人(代表)、 丸山 央峰、佐久間 臣耶
36 機械・航空 21世紀の中核技術 マイクロ・ナノ技術の確立を目指して マイクロ・ナノメカトロニクス 研究センター 新井 史人(代表)、 丸山 央峰、佐久間 臣耶

研究室見学

学科等/研究室 見学施設 見学内容 見学時間
1 マテリアル工学科/構造形態制御研究室(足立研究室) 工学部5号館
2階213室、214室
材料の組織を三次元観察する独自開発装置とその三次元像を人工知能を活用して定量解析する独自解析ソフトを使った研究の概要をプレゼンテーションします。 10:00〜10:30
11:00〜11:30
13:00〜13:30
2 マテリアル工学科/
小橋・高田研究室
工学部5号館
6階612室
金属の中にたくさんの孔をあけた「ポーラス金属」は、とても軽い、比剛性が高い、衝撃を吸収す る、流体を透過する、熱を伝えにくい、音を吸収するなどのユニークな性質をもっています。今回 の見学では、当研究室で作製したものも含めて種々のプロセスで作製されたポーラス金属を見 て触っていただくことで、この材料の性質を実感していただくことができます。また、ポーラス金属 に関連して、3Dプリンタ,金属と樹脂の接合、熱マネジメントなどの最新の応用技術をご紹介い たします。さらに、ポーラス金属を作る方法の一つをその場で実演するとともに、見学者の方にも 体験していただくことができます。 11:00〜12:00
13:00〜14:00
3 マテリアル工学科/
情報プロセス工学研究室
(川尻・橋爪研究室)
工学部1号館
5階505室
組み立てラインなどの離散型生産システムの制御系設計について実験用のミニ搬送システムを 用いて説明します。また、離散型生産システムの解析・設計・運用に関する研究についてもスライ ドを用いて説明します。 10:30〜13:00
(随時)
4 マテリアル工学科/山田研究室 工学部1号館
5階505室
研究室の設備見学・研究内容説明を10分程度で全般的に行います。多相系反応に関する相談があればお受けします。 10:30〜16:00
5 電気電子情報工学科/
早川研究室
工学部7号館A棟・
高電圧実験室
「感じてみよう!雷と極低温の世界」
雷が近くで落ちるとすさまじい音と光が出ますが、これを実験装置で再現できます。ピカチュウで おなじみの10万ボルトの放電の音と光を体験してみましょう。また、リニア新幹線は超電導を使 用しますが、このためには液体窒素で-196℃まで冷やす必要があります。このような極低温の世 界を覗いてみましょう。
13:00〜13:30
13:30〜14:00
14:00〜14:30
14:30〜15:00
6 電気電子情報工学科/吉田研究室 工学部3号館南棟
5階563室
見学では、高温超伝導体浮上の実演と、リニアモーターカー模型展示、ナノテクノロジーを駆使した高温超伝導線材の材料、プロセスの研究開発の装置を見学いただけます。高温超伝導体は、安価な液体窒素(リッター 100円程度)で冷却すると電気抵抗ゼロの電線(超伝導線材)として、電気エネルギーを超低損失で運ぶことができます。そのため、超低損失送電や、大きな電流を利用した電磁石を用いた超伝導リニアモーターカーや医療用MRIへの応用が期待されています。 11:00〜11:30
12:00〜12:30
13:00〜13:30
14:00〜14:30
7 マテリアル工学科/構造形態制御研究室(足立研究室) 工学部5号館
2階213室、214室
材料の組織を三次元観察する独自開発装置とその三次元像を人工知能を活用して定量解析する独自解析ソフトを使った研究の概要をプレゼンテーションします。 10:00〜10:30
11:00〜11:30
13:00〜13:30
8 電気電子情報工学科/
西澤研究室
IB館南棟
2階269室、266室
研究内容を紹介した後に、実際に研究で用いているレーザー、光コヒーレンストモグラフィーなどの実験装置を見学して頂く予定です。 10:30〜11:00
13:00〜13:30
14:30〜15:00
9 電気電子情報工学科/
道木研究室
IB電子情報館北棟
6階621室
ポスターやパワーポイントを利用して研究内容を紹介した後に、実際に研究で用いているモータやロボットなどを見学していただきます。モータやロボットが動く様子を、実機や動画を交えて紹介する予定です。 11:00〜11:40
13:00〜13:40
14:00〜14:40
15:00〜15:40
10 未来材料・システム研究所
システム創成部門/
加藤・舟橋研究室
研究所共同館 II
4階402室
・スマートインバータの開発に関する実験装置(試験用インバータ、簡易的電力系統シミュレータ、発電機、負荷、等)
・電力機器に適用する新しい絶縁材料の開発に関する実験装置( 3Dプリンタによる絶縁材料成形、誘電エラストマーの動作デモ、等)
13:30〜13:50
14:00〜14:20
14:30〜14:50
15:00〜15:20
15:30〜15:50
11 未来材料・システム研究所 高度計測技術実践センター /微細加工プラットフォーム 先端技術 共同研究施設 微細加工プラットフォームでは、最先端の装置群を民間企業の研究開発者に広く開放し、薄膜作製からナノ構造・ナノデバイス作製まで様々な支援を行っています。施設見学では、先端技術共同研究施設の426m²のクリーンルーム内に設置されている各種薄膜作製装置、光リソグラフィ装置、エッチング装置、さらには、8nmという超微細加工が可能な最先端の電子線露光装置を見学頂きます。 【一般向け】
10:40〜11:20
15:00〜15:40
【高校生向け】
11:20〜12:00
13:20〜14:00
12 機械・航空宇宙工学科/
環境・エネルギー工学
研究グループ
機械学科実験棟1階 固体酸化物燃料電池実験装置、電気加熱式ドロップチューブ反応炉、灰付着実験装置、充填層バイオマスガス化装置、気泡流動層石炭燃焼装置 等 10:30〜13:30
(この間、随時)
13 機械・航空宇宙工学科/ 統計流体工学研究グループ 機械学科実験棟
1階
研究内容の紹介、および風洞実験と水槽実験の実演。 13:00〜16:00
(この間、随時)
14 機械・航空宇宙工学科/バイオメカニクス研究グループ 工学部2号館南棟
3階362室、360室、2階261室
細胞のバイオメカニクス、血管機能検査装置、関節のバイオメカニクスについて、当研究室で行っている研究を紹介いたします。 10:30〜13:30
(この間、随時)
15 機械・航空宇宙工学科/ 機械力学研究グループ 航空・機械実験棟
1階107室
機械力学・制御とスマートマテリアルの応用:自動車、ロケットエンジン、ロボット用人工筋肉への 応用に向けた研究紹介。 13:00〜16:00
(この間、随時)
16 機械・航空宇宙工学科/
自動車安全工学
研究グループ
工学部3号館
2階206室
衝突安全研究の一例として、自転車用ヘルメットによる頭部保護効果評価に関するデモを見学し ていただきます。併せて、交通事故の予防について考えていただけるよう、自転車対車の衝突事 故発生に関する分析結果を発表します。 10:30〜16:00
(この間、随時)
17 機械・航空宇宙工学科/
数理システム制御
研究グループ
工学部2号館
2階222室
高校生向けに制御の原理を体験できる装置、蛇型ロボット、車両型ロボットの展示を行います。 また、デモムービーを上映します。 10:30〜12:00
(この間、随時)
18 機械・航空宇宙工学科/
生産プロセス工学
研究グループ
工学部7号館A棟
1階101室
梅原研究室は、機能表面の創製や評価技術の開発を通じてグリーンイノベーションを目指しま す。摩擦や摩耗を低減させる新材料の開発は燃費改善や機械の長寿命化に有効です。研究室で は炭素系硬質薄膜の新しい成膜技術の開発を通じて低摩擦・高耐摩耗性を有する新材料の開発 を目指しています。炭素系硬質薄膜の摩擦・摩耗メカニズムを解明するために普段使用してい る、摩擦試験機、プラズマ成膜装置、電子顕微鏡などの装置を当日見学頂います。また、冶具など を製作している研究室のワークショップの見学も予定しております。 10:30〜13:30
(この間、随時)
19 機械・航空宇宙工学科/
材料強度・評価学
研究グループ
工学部2号館
2階255室
ナノワイヤ面ファスナの創製:ナノワイヤはマイクロ集積化が進む電子デバイスなどへの応用が期 待されています。本研究は機能性ナノワイヤ面ファスナの創製を目指しています。金属表面上の疲 労き裂の修復技術の開発:疲労き裂に電流を印加することにより、き裂の修復を図り、そのメカニ ズムを明らかにすることを目指しています。マイクロ波原子間力顕微鏡の開発:材料の導電率、誘 電率、透磁率等の電気的特性をサブミクロンオーダーで検出できる装置の開発を目指しています。 13:00〜16:00
(この間、随時)
20 機械・航空宇宙工学科/ ナノ計測工学 研究グループ 工学部2号館
2階232室
・ナノ厚さ液体/固体膜およびナノ隙間のリアルタイム可視化技術:膜厚分解能0.1nm、面内分解 能0.1μmを実現(エリプソメトリー顕微鏡)
・ナノスケールの摩擦力分布の二次元マッピング技術:独自の構造を有したマイクロプローブを 開発し、nNオーダの摩擦力
・荷重の分布を、nm分解能で高精度に定量化可能(マイクロメカニカ ルプローブ)
・ナノレオロジー計測技術:高感度な剪断断力測定法によりナノ厚さ液体膜、高分子表面、微小液 滴を対象としたナノレオロジー計測を実現(ファイバーウォブリング法)
13:00〜16:00
(この間、随時)
21 機械・航空宇宙工学科/
バイオロボティクス
研究グループ
航空・機械実験棟
3階311室
MEMSとナノテクノロジーを基盤としたロボティクス・メカトロニクスとバイオメディカル応用に 関する研究を行なっています。磁気駆動マイクロアクチュエータ、バイオアクチュエータ,マイクロ 流体チップ、バイオニックヒューマノイド、医療用マイクロデバイス、水晶振動子を用いたワイド レンジ小型力センサ、オンチップロボットによるマイクロ流体チップ内での高速細胞操作・計測・ 加工、希少細胞のダメージレス高速分離・分注などについて紹介します。また、この機会にMEMS 技術や微細加工(フォトリソグラフィ、ウェット・ドライエッチング)、マイクロ流体チップの製作、シ ステム構築について技術的な相談に応じます。 10:30〜12:00
13:00〜16:00
(この間、随時)
22 機械・航空宇宙工学科/
知能ロボット学研究グループ
航空・機械実験棟
2階215室
「人の意思を瞬時に推定し適切な支援を行う人支援ロボット」や「離れた場所でロボットを操作す るテレオペレーションシステム」等のデモンストレーションとそれらの基盤技術の説明を行います。 11:00〜15:30
(この間、随時)
23 機械・航空宇宙工学科/
マイクロ・ナノプロセス
工学研究グループ
工学部3号館
2階212室
秦研究室では、MEMS (Micro Electro Mechanical Systems:微小電子機械システム)など微小な集積 機械デバイスを実現するために、新しい微細加工法やMEMS用新材料開発も含めた横断的な研究 を行っています。1)MEMS・マイクロセンサ:ナノポーラス膜を利用した油中の水分量を測定用マイ クロセンサ 2)コンビナトリアル法によるMEMS用機能性材料・エネルギー材料探索:自由形状に 加工が可能なTi-Ni系薄膜金属ガラス・形状記憶合金、電気分解電極用触媒のコンビナトリアル探索 3)フェムト秒レーザ還元直接描画法:金属-半導体の選択的パターニングとセンサ応用 10:30〜16:00
(この間、随時)
24 機械・航空宇宙工学科/
流体力学研究グループ
風洞実験室
(航空・機械実験棟
1階 101室)
風洞設備・流体力学研究室の研究内容。 10:30〜12:00
(この間、随時)
25 機械・航空宇宙工学科/
衝撃波・宇宙推進 研究グループ
航空・機械実験棟
1階 101室
衝撃波・宇宙推進研究グループで研究に取り組んでいる研究内容の説明と、航空・機械実験棟1 階に設置されている大型の実験装置の見学を行います。衝撃波関連装置ではエアロバリス ティックレンジ、宇宙推進関連装置では真空チャンバーの見学を行う予定です。 10:30〜12:00
(この間、随時)
26 機械・航空宇宙工学科/ 推進エネルギーシステム
工学研究グループ
航空・機械実験棟
1階101室
宇宙推進用ロケットエンジンの性能を評価するためには、真空環境を実現し、ロケット燃焼器内で の燃焼完結度や、ノズルによる流れの加速過程を正確に把握する必要があります。本研究グルー プでは、地上において真空環境での長秒時の燃焼実験を実現するため、30m³を超える大型の真 空チャンバでの推力測定実験を実施しています。見学では、このデトネーション波を利用したロ ケットエンジンの推力試験設備および本研究グループの研究内容の紹介を予定しています。 10:30〜12:00
(この間、随時)
27 機械・航空宇宙工学科/
構造力学研究グループ
工学部2号館
2階282室・
1階131室
航空宇宙機器や自動車に使用される炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの先進複合材料に ついて、強度・破壊特性といった力学特性評価に用いる試験装置や、成形に使用するオートク レーブなど関連機器の見学を予定しています。 10:30〜12:00
(この間、随時)
28 機械・航空宇宙工学科/
航空宇宙機運動システム
工学研究グループ
工学部2号館南棟
3階374室
ドローンや超小型衛星の研究内容についてスライドを用いて説明します。 10:30〜12:00
(この間、随時)
29 機械・航空宇宙工学科/
制御システム工学 研究グループ
工学部2号館
4階478室
航空宇宙工学を支える制御技術の紹介。 10:30〜12:00
(この間、随時)
30 エネルギー理工学科/
核融合プラズマ理工学
グループ
工学部8号館南棟
4階406室
核融合エネルギーの解説とプラズマ実験装置の見学
地上に降り注ぐ太陽光エネルギー。その莫大なエネルギーは、太陽内部の水素プラズマの核融合反応によって発生しています。核融合の原理からエネルギー利用までの解説と、超高温のプラズマを効率よく閉じ込める方法を開発するため普段の実験研究で使用している装置を見学します。プラズマの温度や密度を計測する手法についても実物を交えて説明します。
12:00〜12:40
13:00〜13:40
14:00〜14:40
15:00〜15:40
31 環境土木・建築学科/
橋梁長寿命化推進室
N2U-BRIDGE
(ニューブリッジ)
経年劣化橋梁を集めた実大橋梁モデルの概要(インフラの劣化状況)と、インフラの維持管理の 際に必要となる劣化評価技術や非破壊診断技術を紹介します。 13:00〜13:40
14:00〜14:40
32 環境土木・建築学科/
土木実験室ラボツアー
水理実験棟
(津波 実験水槽他)→ 地盤 実験室
(液状化実験 装置他)→ N2U-Bridge
(モデル橋梁)→ 工学部3号館北棟 1階構造材料実験室
工学研究科土木工学専攻における実験施設等の見学ツアーを行います。以下の順序で、土木ならではのスケールの大きな実験等を見学していただけます。 1)水理実験棟:3次元高潮・津波シミュレーションシステムをはじめとする造波水槽を使って行っている水理模型実験を紹介します。 2)地盤実験室:液状化現象について調べるための実験装置 などを紹介します。3)モデル橋梁:劣化橋梁施設N2U-BRIDGEの見学、橋梁の点検機器や点検方法の説明を行います。 4)構造材料実験室:土木分野で扱う鋼構造物、コンクリート構造物の強度、維持管理に関する最新の取り組みを紹介します。 11:00〜11:40
13:30〜14:10
33 未来材料・システム研究所
/微細構造解析
プラットフォーム
超高圧電子顕微鏡施設 文部科学省のナノテクノロジープラットフォーム事業を実施しており、超高圧電子顕微鏡を初め とする最新の電子顕微鏡を共用設備として外部に開放し、国内外の研究を支援しています。この 事業は基礎科学に貢献するだけでなく、日本の高付加価値経済成長のためのイノベーションを 企画したものです。事業に用いる様々な機能を持つ電子顕微鏡群が設置してある施設の中で、地下1階と地上2階建て構造からなる10mもの大型の電子顕微鏡を見学できます。 ホームカミングデイ
超高圧電子顕微鏡
施設見学に準ずる

多くの来場者で賑わった展示ブース

展示ブースでの研究紹介の様子

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