情報・通信工学専攻
世界で初めて、時速40km/hで走行する車輌に搭載されたローリングシャッタ方式イメージセンサを用いて、可視通信信号の受信に成功しました

教養教育院/工学研究科 情報・通信工学専攻 教授 山里 敬也

スマートフォンやドライブレコーダーなどのカメラにはローリングシャッタ方式イメージセンサが搭載されています。ローリングシャッタ方式イメージセンサは安価で広く普及していますが、その構造上、画像を一行毎に出力します。このため、可視光通信信号の受信には不向きでした。とりわけ移動する車輌での受信は困難とされていました。我々は伝送方式と受信アルゴリズムを工夫することで、世界で初めて、時速40km/hで走行する車輌に搭載されたローリングシャッタ方式イメージセンサを用いて、可視通信信号の受信に成功しました。この成果は、光無線分野のトップジャーナルであるIEEE Photonics Journal誌に掲載されました[1]。

[1] S. Kamiya et al., "Achieving Successful VLC Signal Reception Using A Rolling Shutter Image Sensor While Driving at 40 km/h," in IEEE Photonics Journal, vol. 15, no. 4, pp. 1-11, Aug. 2023, Art no. 7302811, doi: 10.1109/JPHOT.2023.3287211.

ローリングシャッタ方式イメージセンサによる可視光通信の概要

ローリングシャッタ方式イメージセンサによる可視光通信の概要

分野・専攻だより一覧に戻る