総合エネルギー工学専攻
日本原子力学会 2023年秋の大会報告

核燃料管理施設/工学研究科 総合エネルギー工学専攻 教授 吉橋 幸子

2023年9月6日(水)から8日(金)の日程で日本原子力学会2023年秋の大会を総合エネルギー工学専攻の山本章夫教授が現地委員長の元、東山キャンパスで開催しました。COVID-19の影響により2020年以降オンライン開催が続いていましたが、2023年5月に第五類の感染症分類に変更されたこともあり、本大会の参加者は1400名以上、出展企業も19社でコロナ以前に戻った大会となりました。

本大会では、エネルギー系教員の多くが現地委員となり、東海地区の魅力を参加者にアピールするため、様々な企画を実施しました。1つ目は特別講演として株式会社デンソーから講師をお招きして「自動車技術の進展:自動化と電動化」をテーマにご講演いただきました。2つ目は、大会最終日の翌日に見学会として、コース1:浜岡原子力発電所、コース2:中尾地熱発電所の見学を実施しました。また、これまでの大会にはない取り組みとして東山キャンパスのシンボルとも言える豊田講堂においてホワイエ、アトリウム、シンポジオンを一つに繋げた広いスペースで学生によるポスターセッションとダイバーシティ推進によるポスターセッションを同時開催しました。この企画により世代や所属を超えた参加者間の交流ができたと実感しています。

講演会場は、IB電子情報館講義室を中心に、ES館講義室、オークマ工作機械工学館ホール講義室を使用しましたが、参加者からのアンケートとして「交通の便がよく、会場も綺麗で有意義な議論や情報収集ができた」といった良好な評価をいただき、名古屋大学の魅力を伝えることが出来たと思います。

豊田講堂におけるポスターセッション

豊田講堂におけるポスターセッション

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