「平成29年度東海工学教育協会地区大会」を開催

去る、平成29年12月15日(金)、ES総合館1階会議室において、「平成29年度東海工学教育協会地区大会」が開催されました。東海工学教育協会は、東海地方における工学に関する大学・高等専門学校と産業界との連絡を密にし、工学教育の振興をはかり、産業の発展に寄与することを目的に昭和27年に発足した団体で、名古屋大学他2大学で2年間ずつ会長校として事務局を担当しています。(平成28・29年度会長:新美智秀工学研究科長、平成29年度会員数:法人37、個人207名) 今回の地区大会では、「プラズマ工学と工学教育」をメインテーマとして、3名の講師による講演会を実施し、同協会会員を中心に60名の参加がありました。はじめに、豊田浩孝電子工学専攻教授による「プラズマ生成技術と工学教育」について講演がありました。次に、石川健治附属プラズマナノ工学研究センター特任教授による「医療・バイオ応用プラズマ医農工連携研究と教育」について講演がありました。最後に、大野哲靖電気工学専攻教授による「核融合研究と総合工学教育」について講演がありました。参加者は熱心に説明を聞かれ、質疑応答もみられました。講演終了後は、参加者の中から希望者を募り、プラズマ科学プラットフォームの見学会(NIC館4階)を行い、近藤博基附属プラズマナノ工学研究センター准教授により施設と研究内容についての説明がありました。 全過程を通じ参加した方からは、「ガンの治療も含め、プラズマの力で将来が楽しみになる。」等の声が聞かれ、プラズマ工学の教育・研究活動の魅力をご理解いただける一日となりました。

熱心に講演を聴く参加者

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