「テクノ・シンポジウム名大 in 豊橋 工学のおもしろさについて教授とじっくり語ろう!」を開催

昨年12月10日、工学部・工学研究科主催(公益財団法人日比科学技術振興財団共催)にて、「テクノ・シンポジウム名大 in 豊橋 工学のおもしろさについて教授とじっくり語ろう!」が豊橋商工会議所にて開催されました。これは、愛知県東三河地区の高校1・2年生と保護者、高校の先生方を対象に、多彩な学科と専門分野がある工学部の魅力を伝える試みでした。当日は、第1部にて工学部の7学科の説明をおこない、第2部では、参加者が事前申し込み時に選んだ学科に分かれ、各学科に所属する教授や大学院生と直接対話を試みました。参加者は、高校生36名、保護者7名、高校教員8名、大学教員11名、大学院生7名の合計69名でした。今回の試みは、高校生、保護者、高校教員が工学部の教授と直接対話することに主眼を置きました。その結果、高校生や保護者にとって、大学での勉学や研究、生活のことを大学教員や大学院生から直に聞くことができる貴重な機会でもあり、また、大学教員にとっても、最近の高校生の興味関心を知ることができて、とても有意義なイベントとなりました。特に高校の先生からは大学院生に対して、卒業研究のテーマの決め方や大学院進学の目的意識についての質問も出され、高校生も真剣に聞いていました。開催に協力していただいた愛知県東三河公立学校校長会の先生方も「名古屋大学の先生方の話を地方で直接聞くことができて、大変有意義だった」という感想を述べておられました。運営を担当した教員グループからは、大学紹介の新しい方式として、今後も継続していく旨が議論されています。

機械・航空宇宙工学科の説明をする梅原徳次教授

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