「女子中高生理系進学推進セミナー2025」を開催
2025年8月25日(月)、名古屋大学ES総合館を会場に、2025年度女子中高生理系進学推進セミナー「女子中高生×保護者のための理系オープンキャンパス」が開催されました。本セミナーは、名古屋大学男女共同参加部会とジェンダーダイバーシティーセンターが主催ですが、工学部・工学研究科も全面的に協力をしました。今年度は、保護者の方にも参加いただく企画で、会場195名・オンライン93名、合計約290名の皆さまに参加いただき、会場の参加者の比率は高校生35%、中学生25%、保護者40%でした。
四部構成のプログラムで行われ、第一部は「理系学部を知ろう」と題し、名古屋大学の理系学部全体のことと工学部・理学部・農学部の紹介が行われました。工学部は、吉田隆副研究科長が説明を行い、「工学は社会課題の解決に直結する学問である」として、愛知県の産業基盤との結びつきや、名古屋大学工学部が地域と世界をつなぐ拠点になっていることが紹介されました。女子学生の比率が年々高まり、学科によっては教室の雰囲気が大きく変わってきている現状も紹介されました。
工学部の説明をする吉田隆副研究科長
第二部は「理系女子学生のキャンパスライフを知ろう」と題し、工学研究科と生命農学研究科の女子大学院生2名から、自身の体験を交えて大学生活や研究の様子が紹介されました。
第三部は、「学部・研究室見学ツアー」と題し、建物や施設を見学して大学や研究室の雰囲気を体感してもらうために、多彩な研究現場を実際に見学するツアーが行われました。全部で11のコースが用意され、工学部からは以下の5つのコースの協力を行いました。「食品や化粧品に潜む物理とは?」(物理工学科)、「未来の医療や創薬を作る工学的モノづくりを知ろう」(化学生命工学科)、「社会を支えるエネルギーに関する研究(カーボンニュートラルを目指して)」(エネルギー理工学科)、「プラズマと光の最前線へようこそ」(電気電子情報工学科)、「サイバーロボティクスと先進複合材料の研究室見学」(機械・航空宇宙工学科)。
第四部は「なんでも質問コーナー」と題して、工学部・理学部・医学部・農学部・情報学部の5学部ごとにブースが設けられ、それぞれのブースで教員と女子学生が参加者からの質問に答えました。
参加者のアンケート結果では、参加した感想としては、とても良かった・良かったが約95%と大変好評でした。また、自由記述では「学部・研究室見学ツアーで先生や学生さんから詳しくお話を聞くことができ良かったです」(中学生)、「"工学は技術を産業にする"という言葉が印象的で、工学部志望に自信が持てた」(高校生)、「これからの勉強について、なにをしたらいいのかを、子供が先輩から直接伺うことで実感ができたようで、参加する前と後では、考え方が変わったと言っていました」(保護者)、等多数の貴重な感想をいただきました。
キャンパスライフを語る女子学生
見学ツアー:大腸の手術シミュレータ