テクノサイエンスセミナー(TSS2025)を開催
応用物理学専攻 准教授 寺田 智樹
工学部では毎年夏休みに、高校生を対象としたテクノサイエンスセミナー(TSS)を開催しています。TSSは、進路を模索する高校生に対して、大学での先端研究に触れる機会を設け、工学に対して新たな興味をもってもらうことを目的とした企画で、平成8年度(1996年度)から学科持ち回りで開催しています。今年度は物理工学科が担当し、「物理の世界にあそぶ」と題して、8月8日(金)に開催しました。参加者は39名で、朝10時から齋藤晃学科長による工学部、特に物理工学科での学びについての講義を受けていただいたあと、11時からは5名ずつ8つのテーマにわかれて(1テーマのみ4名)、それぞれのテーマを担当する研究室に移動し、午前中は専門的な内容の講義、昼食休憩をはさんで、午後は実験または実習を体験していただきました。具体的なテーマは、(1)波のもつ様々な性質を調べてみよう、(2)超伝導を体験してみよう、(3)量子コンピュータの仕組みを学ぼう、(4)物質を形作る原子をX線で覗き見る、(5)半導体チップの作り方を体験!微細加工技術を学ぼう、(6)室温で沈む氷!?を作ってみよう、(7)電子を使って物質の中をのぞいてみよう、(8)磁石の不思議を体験しよう、の8つです。終了後のアンケートでは、物理への興味が深まった、実験が楽しかった、大変だったけど達成感があった、先生方や大学院生の方と話せて貴重な体験をできたなど、非常に好評でした。
X線解析による物質の分析
半導体チップの作成体験
量子コンピューターについての議論
参加者全員集合