令和元年度オープンキャンパス工学部企画、工学部懇話会を開催

社会連携委員長 早川 直樹

名古屋大学工学部は8月7日(水)、豊田講堂、IB電子情報館、ES総合館、工学部各建物等において、「オープンキャンパス工学部企画」を開催しました。同行事は、高等学校2年生を中心とした大学進学希望者を対象に、教育・研究における特色の紹介や施設見学等を通じて「名古屋大学工学部で何が学べるか」を紹介し、今後の適切な進路選択をする上での意識を高めてもらうことを目的として毎年行っています。

オープンキャンパス工学部企画では、学部長をはじめとする教職員や在学生が一体となり、学部・学科の教育・研究の特色や魅力、さらには各種の活動等の紹介、模擬講義、研究室見学等により、参加者が、現在進行中の教育・研究の現場を体験し、その中で活躍している在学生や教職員との直接対話を通して、志望する学部・学科の状況等を直接肌で感じ取っていただける企画を用意しました。

工学部長による工学部紹介では、会場であるIB電子情報館大講義室でオープニングムービーが流れたのち、水谷法美工学部長から、工学部の概要が説明され、参加者に対してメッセージが贈られました。 19会場に分かれて実施した学科紹介及び模擬講義には3,000名以上の高校生の来場があり、各学科の特徴や大学の講義を直接体験いただき、名大工学部に対する知見を深めていただく良い機会となりました。

研究室見学では、76の研究室が延べ3,100名を超える見学者を受け入れ、各研究室で行われている研究を学生・教員等が分かりやすく解説し、来場者からは、とても面白かった、勉強を頑張り絶対入学しようという気持ちになれた、という声を数多くいただきました。 常設展示や学部紹介・学科紹介ビデオ放映企画にも600名を超える来場があり、教育研究内容、キャンパスライフ等の紹介パネル・VTRを自由にご覧いただきました。

当日は、NIC館3階大会議室にて、高等学校の進路指導担当教諭を対象とした「工学部懇話会」も併せて開催しました。名大工学部をより一層知っていただくこと、名大工学部の教育・研究についてのご意見や感想をいただくことを目的として平成8年度から毎年実施しており、今年は「名大工学の魅力ある教育と研究 ~学部から博士へ~」をテーマとし、東海・北陸、関西、関東地区の7都県43校から48名の高等学校の先生方に参加いただきました。

まず水谷工学部長から名大工学部・工学研究科の概要説明があり、その後7学科紹介、入試・進路等に関する質疑応答がありました。また2名の博士課程後期課程学生が学生生活や研究の面白さを紹介し、参加者から「入学前の学科選択から大学生活、博士課程の研究生活までの様子がとてもよく分かり、進路指導に大変役立つ」等の感想をいただきました。研究室見学では、院生との対話等を通じて学生の成長ぶりに直に接して頂くことで、工学部・工学研究科の教育・研究活動の魅力を十分に理解頂く機会となりました。

8月7日は名大工学部を紹介する企画に保護者を含め4,000名を超える来場者を迎えることができ、例年以上に活気あふれる夏の一日となりました。当日足を運んでくださった皆様に心から感謝を申し上げます。

セミナーでの講師

オープンキャンパス工学部企画の様子1

セミナーでの講師

オープンキャンパス工学部企画の様子2

セミナーでの講師

工学部懇話会で教育研究の概要を説明する水谷工学部長

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