テクノサイエンスセミナー(TSS)を開催
工学部では、毎年夏休みに、東海地区の高校生を対象にテクノサイエンスセミナーを開催しています。このセミナーは、進路を模索する高校生に対して、大学での先端研究に触れる機会を設け、工学に対して新たな興味を持ってもらうことを目的として、平成8年度から学科持ち回りで行われている企画です。今年度は4年ぶりに機械・航空系(旧4系)の担当であり、2017年4月の工学部改組の後、新体制の機械・航空宇宙工学科としては、初めての実施となりました。「新たな機械・航空宇宙工学に触れてみよう」というテーマのもと、8月 9日(水)に開催されました。54名の参加者は、朝10時から開会式を行った後、11時より、1)飛べ!ドローン 2)モーションキャプチャによる3Dバイオメカニクス計測 3)バイオマスエネルギー 4)水路内での液体混合実験 5)10億分の1メートルが創る最先端接着技術! 6)光る分子を使って空気の流れを見てみよう! 7)エアリアルロボットのシステム・デザイン 8)航空宇宙工学と先進複合材料 9)航空機をプログラミング! 10)衝撃波を制御する 11)工作機械工学の最前線を体験しよう、の11グループに分かれてミニ講義を受講し、お昼休みをはさんで15時過ぎまで実験を行いました。閉会式後には教員・大学院生との交流会も設けました。アンケート結果によれば、「実験が楽しかった」「最先端の技術に触れられてよかった」「工学への興味が高まった」「名大に進学したくなった」など、大変好評な声が聞かれました。