平成29年度工学部懇話会を開催
工学部は、8月 8日(火)、ベンチャービジネスラボラトリ 3階ベンチャーホールにおいて、平成29年度工学部懇話会を開催しました。同懇話会は、高等学校の進路指導担当教諭を対象に、工学部の教育・研究を評価していただくこと等を目的に、平成8年度から毎年開催しています。
工学部・工学研究科では、平成29年4月に学部及び大学院を一体で改組したことから、今回は「新工学部・工学研究科が目指す教育・研究」をテーマとし、東海・北陸、関東、関西地区等から計10都府県50校、56名の教諭が参加しました。
懇話会の前半は、新美工学部長からあいさつと組織改編後の概要説明があった後、新7学科の教育・研究について、映像による紹介がありました。続いて、事前に寄せられた入試、進路等に関する質疑に対し、工学部教員が回答しました。また、名大の教育研究の概要を説明する新美工学部長熱心に説明を聞く参加者当日出席者から改組後のカリキュラムや学生の就職活動の現状等の質疑もありました。
後半は、博士課程前期課程1年の崔敏さんが、学生生活、研究室での1日、取り組んでいる研究とその面白さ等を紹介し、参加者からは「学生生活や研究の様子がよく分かり、将来の研究者に活躍する場が与えられていることが印象的だった」等の感想がありました。続いて、参加者は7学科に分かれて研究室を見学し、現在進めている研究内容の説明を受けました。研究室での大学院生との対話を通じて、学生が成長する様子にも直に接しました。
懇話会の全過程を通じ、参加した先生方には、工学部における教育・研究活動の魅力を十分にご理解いただけました。