テクノフロンティアセミナー（TEFS）を開催
理工学系に興味を持つ高校生を対象としたイベント「2019年度テクノフロンティアセミナー（TEFS2019）」が、2019年8月8日（木）に名古屋大学のIB電子情報館において開催されました。本セミナーは、名古屋大学で行っている研究の面白さを高校生に体験してもらうことを目的としており、電気系教室の教員からなるTEFS実行委員会が中心となって企画し、名古屋大学工学部と公益財団法人KDDI財団（鈴木正敏理事長）との共同主催、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会および関連学会の後援を得て毎年夏に開催しています。
実験テーマは、本学の電気電子情報通信工学科の学部3、4年生を対象に行われている最先端の実験を、企画委員が高校生のためにアレンジしたもので構成されました。本年度は電子回路・太陽電池・立体写真・プラズマ・リモコンカー・書道ロボットの6つのテーマが実施されました。
第25回目の開催となる本年度は、愛知や岐阜等の近隣県だけでなく、福井や和歌山も含めた6県から、高校1～3年生48名の参加者があり、午前9時半から行われた開会式の後、各テーマ5～10名程度に分かれて、担当教員と大学院生のサポートのもと、午前10時から午後5時過ぎまで実験に取り組みました。いずれの実験も参加者が熱心かつ楽しく取り組んでおりました。今年度は新たな取り組みとして、KDDI中部総支社による、自転車の「ながらスマホ」を体感できるVR体験も実施されました。実験終了後には、「レストラン花の木」において修了式および懇親会が行われ、参加された高校生の方には修了証が授与されました。
開会式の様子