「テクノ・シンポジウム名大 in 長野 工学のおもしろさを知ろう!」を開催

2019年12月7日、工学部・工学研究科主催(公益財団法人日比科学技術振興財団共催)にて、「テクノ・シンポジウム名大 in 長野 工学のおもしろさを知ろう!」がJA長野県ビルにて開催されました。これは、長野県下の高校生、保護者、高校教職員等を対象に、名古屋大学工学部・工学研究科の研究内容を含め、工学分野の幅広さとおもしろさを紹介するものでした。

当日は、瓜谷副研究科長の司会・進行により、主催者挨拶の後、第1部で2014年ノーベル物理学賞受賞者である天野浩教授による基調講演「青色LEDとトランスフォーマティブエレクトロニクスが築く持続可能スマート社会」で始まり、第2部では水谷工学部長・工学研究科長から「理学と工学の違い、名古屋大学工学部・工学研究科の研究」についてビデオ等を用いて紹介し、第3部では、「医学に貢献する工学」として、工学研究科清水一憲准教授(生命分子工学専攻)、新津葵一准教授(電子工学専攻)、吉橋幸子准教授(総合エネルギー工学専攻)から医療関係の研究紹介がありました。

本シンポジウムは、毎年、開催場所を変えて実施しております。今回は天野教授の最新の研究内容だけでなく、幅広い工学分野の紹介と、その中から医療に関係する工学研究科の研究について、実際に研究を行っている教員が直接説明したため、高校生や保護者にとって、大学での研究や修学内容を直に聞くことができる貴重な機会となりました。また、大学教員にとっても、最近の高校生の興味や関心を知ることができ、大変有意義なイベントとなりました。大学や工学部紹介の新しい方式として、本シンポジウムは今後も継続していく予定です。

工学の紹介をする水谷研究科長

工学の紹介をする水谷研究科長

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

天野教授による特別講演

天野教授による特別講演

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