EI創発工学館の竣工記念式典を開催
令和5年7月28日(金)、「EI創発工学館」の竣工記念式典を開催し、本学や企業、行政の関係者を招き、施設の内覧やテープカットなどの式典を行ったほか、企業の第一線で活躍する技術研究者と大学院生のチームで行う「イノベーション体験プロジェクト」を"目玉授業"として紹介し、新たな学びの拠点を披露しました。
式典で松尾機構長は「人材育成や産学官連携、イノベーション創出に対応する地域連携グローバル人材育成拠点として整備した。地域と社会の課題解決に貢献する新たな国立大学法人を目指す上で、こうした拠点が整備されることは極めて重要」と意義を強調しました。杉山総長からは「学生が集まりたくなる場所ができて喜ばしい。物質科学工学、マイクロ・ナノ機械理工学などの"看板"となる研究室が入居し、新しい研究領域を創出して世界に冠たる研究拠点となることを目指して欲しい」と期待が寄せられました。
同館には、工学系を中心に多様な研究実験施設や講義室、産学連携フロアを整備したほか、館内の各所に机や椅子を置いた共用スペースを配置し、学生や教職員が学び集うことのできる「居場所」を創出しました。このほか、地域連携グローバル人材育成拠点として、食堂や売店などの福利厚生施設を併設し、学生広場を整備するなど、キャンパスを行き交う人々の流れをうみ出し、学内外の人々が交流する場として活用していきます。