テクノサイエンスセミナー（TSS2023）を開催

工学部では、高校生を対象としたテクノサイエンスセミナー（TSS）を夏休みに開催しています。TSSは進路を模索する高校生に対して、大学での先端研究に触れる機会を設け、工学に対して新たな興味を持ってもらうことを目的とした企画で、1996年度（平成8年度）から学科持ち回りで開催しています。

今年度はエネルギー理工学科が担当し、「未来につながるエネルギーを体感しよう」をテーマに8月8日（火）に開催しました。朝10時から開会式と全体説明を行い、11時から16時半まで35名の参加者は8グループに分かれて講義を受け実験を行いました。内容は、（1）波の干渉を利用して、物質の中身をのぞいてみよう、（2）顔料プルシアンブルーの秘めた性質、（3）金属をすごく小さくすると何色になる？（4）発電する布をつくってみよう、（5）レーザーで流れの不思議を見てみよう、（6）プラズマの温度を測ろう、（7）放射線でがんが治療できる？（8）シミュレータによる核分裂反応の体感・制御、です。事後アンケートでは「すごく楽しくて、進路についてきちんと考えることができました」「最先端の技術を見ることが出来て勉強になりました」などの感想がありました。名古屋大学への興味が増したか？工学部への興味が増したか？の設問では、あてはまるの回答が9割を超えるなど、大変好評でした。

全体集合写真

テーマの実験風景