テクノサイエンスセミナー（TSS2024）を開催

工学部では、高校生を対象としたテクノサイエンスセミナー（TSS）を夏休みに開催しています。TSSは進路を模索する高校生に対して、大学での先端研究に触れる機会を設け、工学に対して新たな興味を持ってもらうことを目的とした企画で、平成8年度（1996年度）から学科持ち回りで開催しています。

今年度は機械・航空宇宙工学科が担当し、「体感する機械・航空宇宙とマイクロマシンの最先端」をテーマに8月9日（金）に開催しました。朝10時から開会式と全体説明を行い、11時から16時半まで38名の参加者は9グループに分かれて講義を受け実験を行いました。内容は、（1）光ピンセットで溶液の内部を見てみよう、（2）振動で引っ張られる？！ハプティクスの不思議な世界、（3）木質バイオマスを使って酸化鉄を還元してみよう、（4）力に応答する細胞を見よう、（5）人体から発生する信号を計測してみよう、（6）回折格子を作って光を制御しよう、（7）速い！美しい！金属加工を実現する工作機械の軌跡制御理論、（8）制御システム工学研究グループ（CSEL）一日メンバー募集！、（9）軽くて強い材料を作ってみよう、です。学科全体の講義を鈴木達也学科長から行っていただき、機械・航空宇宙工学で扱う様々な分野を知ることができました。各研究室での実験ではデータの取得や処理方法を教わり、仮説の実証実験から何がわかり、思った通りにならないのはなぜか？をみんなで議論する特別な経験ができ、大変好評でした。

TSS2024 参加者全員集合

こんなに変化するんですか？

次世代材料とはいかに！

こうして制御されるんですね