テクノフロンティアセミナー（TEFS2024）を開催

「ストップ・ザ・理工系離れ」を合言葉に、平成7年度（1995年度）から開催している「テクノフロンティアセミナー」を、今年も8月9日（金）に名古屋大学IB電子情報館にて開催いたしました。当初から、電気電子情報工学科の学生向けに実施している学生実験を、高校生向けにアレンジして提供しています。セミナーは名古屋大学工学部とKDDI財団の共催で、KDDI中部総支社や各教育委員会、学会などから後援を得ています。今年は電子回路、太陽電池、立体写真、プラズマ、カメラフィルタ、書道ロボットの6テーマを用意し、49名の高校生が参加しました。参加者は8県から集まり、1年生15名、2年生24名、3年生10名でした。参加者アンケートでは、ほぼ全員が満足と回答し、「非常に楽しかった」「丁寧に教えてくださった」「プラズマの研究に興味を持った」「今まで興味があったものの、入り口のハードルが高く感じ距離を置いていた分野に対して、とてもわかりやすく切り口を提供していただき、充実していた」、「実際に手を動かしてモノが出来るところが、オープンキャンパスとは違って、楽しめた」などの感想が寄せられました。このセミナーを通じて電気電子・情報工学への興味を喚起できたと考えています。参加者には手書きの修了証が授与され、朝9時から夕方5時までの充実したプログラムとなりました。

TEFS2024実行委員会メンバー、参加した高校生、KDDI財団ご来賓の方の集合写真

電子回路実験の様子