テクノ・フェア名大2019を開催
日時:令和元年10月19日(土) 10:00-15:00
会場:名古屋大学・IB電子情報館中棟1階
内容
● 研究シーズ・研究成果のブース展示 10:00〜15:00
● 市民公開セミナー 10:00〜12:00,13:00~14:00,14:00~15:00
● 研究室見学 10:00〜17:00
主催:名古屋大学大学院工学研究科
共催:大学院医学系研究科、大学院環境学研究科、大学院情報学研究科、大学院創薬科学研究科、大学院理学研究科、高等研究院、トランスフォーマティブ生命分子研究所、未来材料・システム研究所、シンクロトロン光研究センター、減災連携研究センター、ナショナルコンポジットセンター、未来社会創造機構、予防早期医療創成センター、低温プラズマ科学研究センター、学術研究・産学官連携推進本部
後援:総務省東海総合通信局、経済産業省中部経済産業局、愛知県、名古屋市、一般社団法人中部経済連合会、名古屋商工会議所、公益財団法人中部科学技術センター、公益財団法人科学技術交流財団、公益財団法人名古屋産業振興公社、中部エレクトロニクス振興会、公益財団法人ソフトピアジャパン、独立行政法人中小企業基盤整備機構名古屋医工連携インキュベータ、名古屋大学協力会、中日新聞社、日刊工業新聞社
協賛:公益財団法人 名古屋産業科学研究所
工学部及び大学院工学研究科は、10月19日(土)、IB電子情報館をメイン会場とし、関連研究科等との共催で、「テクノ・フェア名大2019」を開催しました。
テクノ・フェア名大は、本学研究者による研究成果及び研究シーズ(種)を、ブース展示、研究室見学等を通じて発信し、産業界や地域社会と密接な交流を図ることを目的に、平成11年から実施しています。また、特に研究成果を広く一般の方にも紹介するため、名古屋大学ホームカミングデイとの同日開催としています。
メイン会場となるIB電子情報館中棟1階廊下等で実施されたブース展示には、28テーマが出展され、廊下いっぱいに並んだブースは見応えがありました。今回は初めて附属高等学校のブース展示を行いました。当日は、ホームカミングデイ企画の工学部・工学研究科保護者等懇談会に参加された方をはじめ、多くの来場者が足を止め、日ごろ研究室で行われている研究の説明を聴いていました。さらに、市民公開セミナーでは、最新のトピックスに関するセミナーが実施され、多くの聴講者が最先端の研究成果に熱心に耳を傾け、活発な質疑応答が行われていました。また、12研究室で研究室見学が企画され、最新の研究成果の話を聞いたり、実験設備を間近で見たりして、参加者は研究室の雰囲気を味わうことができました。今回の参加者は、約520名となり、盛況のうちに閉会しました。
市民公開セミナー
時間 | 講師 | 所属・職名 | 演題 |
---|---|---|---|
10:00~12:00 | 杉本 重幸 | エネルギーシステム(中部電力)寄附研究部門/寄附研究部門教授 | 海と山のエネルギーが拓く低炭素社会 ~波力発電と地熱発電の現在と未来~ |
13:00~14:00 | 石原 一彰 | 化学生命工学科/教授 | 触媒の匠の挑戦:作れるモノから作りたいモノへ |
14:00~15:00 | 長谷川 泰久 | 機械・航空宇宙工学科/教授 | IoTエンジニアのためのパターン認識と機械学習 |
研究シーズ・研究成果展示
№ | 出展タイトル | 出展代表者所属 | 出展者 |
---|---|---|---|
1 | 触媒の匠工房(Designer Catalysts) | 有機・高分子化学専攻 | 石原 一彰(代表)、波多野 学、UYANIK Muhammet、堀部 貴大 |
2 | 名古屋大学の装置を使ってみませんか ナノテクノロジープラットフォーム | 生命分子工学専攻 | 馬場 嘉信(代表)、坂口 佳充 |
3 | 顕微鏡を用いた分光測定と共用機器の紹介 | 応用物理学専攻 | 岸田 英夫(代表)、小山 剛史、中村 優斗 |
4 | 放射光X線を用いた電子雲の観測 | 応用物理学専攻 | 片山 尚幸(代表)、澤 博 |
5 | 結晶中の原子配列の乱れを科学する | 物質科学専攻 | 松永 克志 |
6 | 高分子材料のシミュレーション | 物質科学専攻 | 畝山 多加志 |
7 | 超高圧力発生技術と材料開発 | 物質科学専攻 | 長谷川 正(代表)、丹羽 健、佐々木 拓也 |
8 | 機能性磁性ナノ粒子の開発と医療応用 | 化学システム工学専攻 | 井藤 彰 |
9 | 次世代のエネルギーシステムを担う高電圧技術 | 電気工学専攻 | 早川 直樹(代表)、小島 寛樹 |
10 | 半導体が切り拓く未来エレクトロニクス― シリコンナノテクノロジーの挑戦 | 電子工学専攻 | 宮﨑 誠一(代表)、牧原 克典、大田 晃生 |
11 | 光線空間法による3次元映像の世界 | 情報・通信工学専攻 | 藤井 俊彰(代表)、高橋 桂太 |
12 | ソフトマテリアルの分岐座屈有限要素解析 | 機械システム工学専攻 | 奥村 大 |
13 | 動的システム制御研究グループ | 機械システム工学専攻 | 東 俊一 |
14 | 材料強度・評価学の新しい展開 | マイクロ・ナノ機械理工学専攻 | 巨 陽(代表)、徳 悠葵、木村 康裕 |
15 | 高クヌッセン数流れのミクロスケール・アナリシス | マイクロ・ナノ機械理工学専攻 | 山口 浩樹 |
16 | 微細加工技術とロボット技術を用いた医用機械システム | マイクロ・ナノ機械理工学専攻 | 新井 史人(代表)、丸山 央峰、佐久間 臣耶 |
17 | 材料加工で拓くマイクロ・ナノの世界~材料創製からデバイス応用まで~ | マイクロ・ナノ機械理工学専攻 | 秦 誠一(代表)、櫻井 淳平、岡 智絵美 |
18 | 人を支援する知能ロボット技術の最先端 | マイクロ・ナノ機械理工学専攻 | 長谷川 泰久(代表)、青山 忠義 |
19 | グリーンイノベーションを志向する機能性表面創製・評価技術の最先端 | マイクロ・ナノ機械理工学専攻 | 梅原 徳次(代表)、野老山 貴行、村島 基之 |
20 | 表面・界面設計のためのナノ計測 | マイクロ・ナノ機械理工学専攻 | 福澤 健二(代表)、伊藤 伸太郎、東 直輝 |
21 | 航空宇宙機のダイナミクスを制御する新原理の探求と実現 | 航空宇宙工学専攻 | 原 進(代表)、 椿野 大輔、宮田 喜久子 |
22 | 大気中有害物質の動態評価法の高度化 | 総合エネルギー工学専攻 | 山澤 弘実 |
23 | シミュレーションと深層学習を利用したレーダ画像からのコンクリート構造物内部の欠陥可視化 | 土木工学専攻 | 山本 佳士 |
24 | オーロラと地磁気を測る | 宇宙地球環境研究所 | 塩川 和夫 |
25 | 工学部で学ぶ宇宙の研究 | 宇宙地球環境研究所 | 三好 由純(代表)、梅田 隆行、今田 晋亮 |
26 | 研究開発へのシンクロトロン光利用のすすめ | シンクロトロン光研究センター | 宮﨑 誠一 |
27 | 重力の変化から地球半径を求める | 附属高等学校 SSH生徒研究員制度 相対論・宇宙論プロジェクト |
大羽 徹 |
28 | 月食の画像解析から求めた地球の軌道 | 附属高等学校 SSH生徒研究員制度 相対論・宇宙論プロジェクト |
大羽 徹 |
研究室見学
№ | 学科/研究室 | 見学施設名 |
---|---|---|
1 | 電気電子情報工学科/機能集積デバイス研究室(宮﨑研究室) | IB電子情報館北棟1階105室 |
2 | 電気電子情報工学科/宇宙電磁観測研究グループ(塩川研究室) | IB電子情報館北棟717輪講室 |
3 | 電気電子情報工学科/画像情報学研究グループ(藤井研究室) | IB電子情報館北棟8階東側 |
4 | 電気電子情報工学科/電力機器・エネルギー伝送工学研究グループ(早川研究室) | 工学研究科7号館A棟高電圧実験室 |
5 | 機械・航空宇宙工学科/生産プロセス工学研究グループ(梅原研究室) | 工学部7号館A棟106室 |
6 | 化学生命工学科/触媒有機合成学研究室(石原研究室) | 工学研究科1号館7階719号室 |
7 | 機械・航空宇宙工学科/バイオロボティクス研究グループ(新井研究室) | 航空・機械研究実験棟3階311室 |
8 | 機械・航空宇宙工学科/知能ロボット学研究グループ(長谷川研究室) | 航空機械実験棟2階215室 |
9 | 環境土木・建築学科/橋梁長寿命化推進室 | ニューブリッジ |
10 | 機械・航空宇宙工学科/マイクロ・ナノプロセス工学研究グループ(秦研究室) | 工学部3号館2階212室 |
11 | 機械・航空宇宙工学科/材料強度・評価学研究グループ(巨研究室) | 工学部2号館2階255室 |
12 | 機械・航空宇宙工学科/動的システム制御研究グループ(東研究室) | 工学部2号館2階222号室 |